ストレス、疲れから　しゃっくりが止まらなくなったと４０代の女性が来店。
以前も　子供さんの受験から来るストレスで　しゃっくりが止まらなくなって入院されたこともある。
病院では点滴しか手立てがなく、回復までに数ヶ月を要したとのこと。
今回も同じ流れをたどっているので心配になり、漢方でなんとかしたいと。

舌を診ると亀裂が入り、かなり冷えた状態。便通がかなり悪く、尿も出にくい。
脈は弱く、新陳代謝が衰えていた。
症状をお話される間もしゃっくりが止まらず、夜も眠れない。

お腹を温め便通をつけ、体の冷えを取ることを目標にする漢方２種類と松寿仙を５日服用していただく。
翌日から大量の便が１日おきに出始め、しゃっくりも頻度が減る。
再度５日の服用で気持ちの良いお通じが毎日出るようになり、しゃっくりは止まった。

しゃっくりの原因はいろいろあり、精神的ストレスや術後で体力の落ちた方にも見られます。
虚のしゃっくりともいい、代謝が落ち、水毒が原因で胸がふさがり、しゃっくりや咳が長びきます。
体が冷え、気が停滞するとお腹やのど・頭で症状がでるからです。
水を抜き、気を発散させる漢方と　体を温める松寿仙・菌子体製剤で今回も落ち着いてきました。

（40代　　女性）