黒田官兵衛の歌 「二流の人」
2014年12月18日
武田鉄矢(海援隊)の歌です。
坂口安吾の「二流の人」を下敷きにして作ったようです。
♪♪♪
そんなに欲しい天下なら
家康お前にくれてやろう
まぐれで勝った関が原
さぞや鎧も軽かろう
せめて百日関が原 続いておればこの天下
オレのものにしていたものを
信長・秀吉・家康と 仕えて戦さに明け暮れて
水の如くと 流れてきたが
今は天下に未練なし
黒田官兵衛苦笑い
一生ツキがなかったと
黒田官兵衛苦笑い
弓もひかずに ただ待つだけで
天下取ったか 家康よ
十万の兵士ひきいて敗れた
石田三成 おろかもの
せめてひと月関が原 続いておれば博多から
大阪・京まで攻めこんだ
天下を取れば船を出し バテレンの国や絹の道
ただの一人で かけめぐる
それも今は 夢の夢
・・・
流れる水に 文字を書く そんなムダな一生さ
人よ笑え二流の人と 今はおのれが哀れなり
黒田官兵衛苦笑い
一生ツキがなかったと
黒田官兵衛苦笑い
♪♪♪
私はこの歌が大好きです。
カラオケ(DAM)にもありますが
私が歌うと
歴史に興味のない友人は
「何のことかさっぱりわからない」
と言います^_^;
私のつっこみどころは二つあって
多分、家康は
有力大名が遠くにいて動けないのを見計らって
しっかり計算して挙兵したのではないかと思います。
それと、伴天連の国も、絹の道も
行きたきゃ、隠居して船を出して行けばよかったのに
黒田長政は、後を託せないくらい頼りなかったのか^_^;
それをさしひいても
「信長・秀吉・家康と 仕えて戦さに明け暮れて
水の如くと 流れてきたが
今は天下に未練なし」
「流れる水に 文字を書く そんなムダな一生さ
人よ笑え二流の人と 今はおのれが哀れなり」
という歌詞 とても気に入っています。
「人よ笑え二流の人と」・・・かあ・・・
三流以下、いえ五流・六流以下の私にはぜいたくな話。
二流でも十分じゃないか
と思ったりします。
黒田官兵衛・・・面白かったのに、もうすぐ最終回で寂しいです(^^ゞ