今さらですが「モンテ・クリスト伯」
2018年10月16日
ドラマの「モンテ・クリスト伯」
私はすごく面白くて、録画してまで何度も見たのに、
視聴率は悪かったみたいでがっかりと言うか不思議と言うか・・・
友達とこの話をしたら
「面白かったけど、復讐がおどろおどろしくてちょっと怖い感じがした」 のだそうです。
私は、え~、それで終わり?もっときちんと復讐しようよ!
ともの足りない感じがしました。
性格が悪いのかしら^^;
いえいえ、日頃おとなしく良い子にしているので、テレビドラマくらいははめをはずしたいのです・・・
突っ込みをいれたい所はいろいろあって
ディーン・フジオカ演じる「モンテクリスト真海」のスケールが小さい。
原作はもっとお金持ちだし、たくさんの使用人を使っています。
土屋一人でクルーザーや別荘を管理するのは無理でしょう。
エデルヴァもドラマではバイクに乗って大活躍ですが
原作では召使にかしずかれて大事にされています(モンテクリスト伯の奴隷という身分だけど)
まあ、話がシンプルでわかりやすくはなります。
原作に比べて復習が生ぬるい。
それと原作では「神」の存在はかなり大きいけれど、
ドラマでは教会とかマリア像がビジュアル系の薄いスパイスみたい。
それも風土の違いで仕方がありませんね。
どっちかっていうと、ハンサムなディーン・フジオカよりも 二人の女性の方が迫力と存在感がありました・
神楽るみ(稲森いずみ)ははじめは弱々しくて泣いてばかりいるような、すぐに失神してしまいそうな役でした。
息子の安堂完治と関係を持ってしまったあたりから生き生きして逞しくなり
「息子が生きていて良かった。息子に会えて嬉しかった」と堂々と言います。
ほれぼれしました。 きれいだし、かっこよかった☆☆☆
入間瑛理奈(山口紗弥加)は怖い悪女で間違ってもお近づきにはなりたくない人ですが とにかくすごい。
自分の信じる道を進んで、後悔なんかしない人なんでしょうね。
ディーンフジオカ最愛の人のはずのすみれさん(山本美月)はなんだか首尾一貫してなくて、つまんない人に見えました。
ドラマが終ってしまって木曜日の楽しみがなくなりました。 スピンオフドラマでも作ってくれないかしら。