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ネット検索上位掲載の勧誘

お知らせ

2012年06月20日

ここ最近、何件か同じ内容の営業電話がかかってきました。「ネット検索で御社のキーワードを上位掲載させる枠が空いてます。今ならお安く・・・」というものです。

以前から「Yahoo Japan」のリスティング広告やGoogleの広告などのDMや営業電話がかかってきていましたが、今回の勧誘はインターネットエクスプローラのツールバーとしてよく目にするもの(名称は伏せますが)で、ツールバーにキーワードを入力したら、候補のホームページを表示するというものです。よくフリーソフトにくっついてインストールされてしまう類のツールバーで、動作が遅くなる、画面表示スペースが狭くなるなどの理由で「邪魔なアドオン」として私は以前より削除をお勧めしているアドオンのひとつです。

「Yahoo Japan」「Google」(どちらもGoogleの情報を使用しています)でのキーワード検索は「SEO」と言われる手法で上位掲載されるようにホームページの内容を工夫できます。中身が充実していれば、あまり小細工をしなくても比較的上位に掲載されます。ただし上位掲載される情報がすべて有用な情報とは限りません。被参照リンク(リンクされているページ)が多いと上位になりやすいという単純な性質を利用したSEO業者も多いのも事実です。

これに対して先のツールバーは、「キーワード枠を売る」という営業方法から、「お金を払ったら上位掲載される」という仕組みが類推できます。本来の検索サイトの目的を逸脱しているように思いますので、私は丁重にお断りしている次第です。

一方で、企業広告の手段として有用と判断される会社様もあろうかとも思いますので、こういった商材の需要があるのかな?と、一応の理解はしています。

*****中野

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