ブックカフェ街で月一回読書会をしています。
毎月第2月曜日。
堅苦しいものではありません。
みんなの感想や意見を聞くのは刺激になって面白い。
なかなか全員で同じ本を読むのが難しいので
じゃあ、「100分de名著」でとりあげる本をテーマにすればいいんじゃない？
ということになりました。
その本を読んでいても読んでいなくてもいい。
「100分de名著」の放送を見て思ったことを話し合うことにしました。
金子みすゞ
日蓮
エドガー・アラン・ポー……

4月はなんとハイデガーでした。
ハイデガー？
確かドイツの哲学者よね？
名前しか知らない。
「今回はなかったことにしない？」と私
「あなたが内容をまとめてみんなをリードしたら？」と友人K
「え～！？」私
街の売上に協力してもらうので
私は仕方なくNHKのテキストを買ってきました。
そのうち読んでまとめようと思っているうちに
テキストが行方不明になってしまった！
これまた仕方なく３,４日前から録画を見ながらノートにまとめ始めました。
「存在」「存在者」「現存在」「世人」……
なんだこりゃ？
もともと理屈っぽいドイツ語に日本語訳がついているのだから、わかりにくいし、覚えきれない。
しかしながら、学生時代のレポートみたいな感じで
やりはじめると面白い。
ハイデガーはナチスの党員だった！？
これも知りませんでした。
だいたい、第二次世界大戦後に活躍した人かと思ってました。
アイヒマン裁判やハンナ・アーレントが出てくるころ
（ほとんど終り頃です）
には何とかなりそうな気がしました。
録画を見ていると、なんだかエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」を思い出します。
でも、ハイデガーはナチの党員になったのよね～なぜ？
一応、理由は説明されていました。

読書会に備えて、なんとかレポートをまとめたのは前の日の夜でした。
ところが、今朝になって
重なった本の下からテキストが出てきた。
なんてこと！
今回のテーマは、「掃除をしなさい」ということかも。

おまけに言い出しっぺの友人Kは
「読んでみたら当り前のことで、そんなに難しくなかった」
と言い
私は
「え～っ！？　あんなに大変だったのに……」

ちなみに、レポートを仕上げた途端
内容は忘れました。
私は運転免許証を取った途端に交通ルールを忘れた人間なので
いかにも私らしい(笑)

５月はアリストテレスだそうです、もう私は知りません！