「みおつくし料理帖」高田郁
2017年07月06日
高田郁の「みをつくし料理帖」(ハルキ文庫)がNHKのドラマになりました♪
「八朔の雪」
八朔(8月1日)の雪 なんて、洒落たタイトルですね
「花散らしの雨」
「想い雲」
「今朝の春」
「小夜しぐれ」
「心星ひとつ」
「夏天の虹」
「残月」
「美雪晴れ」
「天の梯」
「みをつくし献立帖」
(これはレシピ集。エピソードつきです)
江戸時代の話。
女料理人として料理に情熱をかける澪と
吉原の絶世の美女あさひ太夫は幼馴染でした。
大阪出身の二人が偶然に江戸で出会って、それから……
以前、テレビ朝日でも連続ドラマになりましたが
やはりNHKのほうが丁寧です。
次回第8回で終りだそうです。
もストーリーはまだ終わってない、
途中で終わるのか、続編があるのか…??
作者の高田郁はもともとレディースコミックの原作を書いていたそうです。
だからストーリーが面白いんだ!と私は感心しました。
登場人物は、貧しいながらもみな精一杯、誠実に生きています。
もちろん、悪役も何人がいます。
出てくる料理がほんとに美味しそう。
珍しい材料を使うわけでもないので、作ってみたくなります。
澪はガスも水道もない時代に、工夫して努力して美味しい料理を作ります。
偉いなぁ。
フィクションなのに素直に感心してしまいます^_^;