まちの会員さんご紹介 – (有)づいちゃんの店 さん
2015年07月13日
今回ご紹介するのは、可部のお菓子作りの老舗「づいちゃんの店」です。
銘菓「毘沙門岩(びしゃもんいわ)」で可部では有名なこのお店、販売はサンリブ可部店内の店舗で行っていますが、今回は可部2丁目の工場でお話を聞かせてもらいました。
可部銘菓「毘沙門岩(びしゃもんいわ)」
「づいちゃんの店」のこだわりは「手ごね」。機械を使うことなく、生地や餡子を手でこねて作っています。
なぜ、手ごねなのか?
それは、機械を使って均一な仕上がりを実現すると、季節によって好みの変わる人間の味覚にはかえって対応できなくなるからなのだそうです。
夏は甘さを控えめに、冬はこってり甘く、気温や湿度を見ながら糖度や塩加減まで変えていく。
季節によってお客さんの味覚が変わっても、体感的にはいつでも同じ味に感じられるようお菓子の味の方を都度調整するのが大正13年から続くこのお店のこだわり。
職人技ですね。
和も洋も取り込む、縦横無尽の商品ラインナップ
黒豆入り牛乳ゼリー「ゆきたま」 専務で職人の船田 能伸(よしのぶ)氏の |
地元のお酒「旭鳳」のゼリー。 レモンケーキ |
わらびもちができるまで |
||||
---|---|---|---|---|
この量の生地で約40パック分。 | 10~20分かけて高速でかき混ぜ… | きな粉をしいた容器に流し込んで… | ならしてきな粉をまぶし、冷蔵庫で1日寝かせる。 | 翌日切り分けてパックに詰めてできあがり。 |
(有)づいちゃんの店
広島市安佐北区可部5-11-1 電話:082―815―8686 |