社会問題になっている架空請求詐欺メールですが、弊社にも数日に1通の割合で届きます。「インターネットサイト利用料金の債権が弁済されていない」とか、「特別送達メール」などという、もっともらしい名称で届くものもあります。

ご承知と思いますが、これらは100％「詐欺」です。有料サイトの利用料金は原則として前払いであり、決済にはクレジットカードが多用されています。後払いで料金請求するのはサービス提供側からも回収できないリスクが高いのです。

またメール文面に自社や自分のメールアドレスが入っていることがありますが、これらはプログラムによって挿入されているだけで、不特定多数に大量送信する場合によく使われる手段です。自分が狙い撃ちされているわけではありません。

これらのメールが届いた場合は、即刻削除しましょう。決して返信したり、書いてある連絡先に電話したりしないでください。

また「HTML型式」のメールをご利用の場合は、「テキスト形式」で読み込むことをお勧めします。「HTML形式」はネット上のサイトより情報を読み込む場合があり、その際に自分の情報を送ってしまうことがあります。

不安のある方は、消費生活センターや最寄りの警察にご相談ください。また弊社でもご相談を承っております。

*****中野